2023/01/22 16:14


自分の食べたチーズの感想を思うままに書き綴るブログ。

一個目はうちのお店でも大人気の「大地のほっぺ」!




カマンベールのようなんだけどカマンベールじゃない、
というのもカマンベールは周り白カビで覆われてるんですが、
これは酵母菌で覆われたチーズです。

酵母菌っていうと大まかにいうと
日本酒作るときやパンを作るときに使われるような菌のことで
チーズ作りでもかなり活躍する菌。

なので厳密にいうとカマンベールじゃないんだけど、
作るときに白カビの粉末を中に入れてるそうなので
風味はややカマンベールに近い感じ。

よく使うのが「あっさりしたカマンベール」という表現。
(何度も言いますがカマンベールではない笑)

あと違いとしてはカマンベールはだいたい1か月くらいで熟成させるんですが、
これは10日熟成!かなり短いので、食べたらミルクのフレッシュさを感じます。
表皮も薄いので白カビの表皮が苦手とか、あのカビっぽい感じが苦手とかいう人には
食べやすいのでおすすめです。

▼大地のほっぺ熟成のようす


ちなみにどなたでも食べやすいんですが、
状態によっては酵母の独特な風味が強く出てきて
子供とかだとちょっと苦手という子もたまにいらっしゃいます。

食べ方はそのままならカットしてお酒と一緒に~なんかもいいですし、
バゲットとかでサンドイッチに挟んでも美味しいです。
そしてこのチーズの一番の魅力はなんといっても熱を加えた時の味変(あじへん)!
うちの近くが有馬温泉でそこにある串カツ屋「有馬楽膳 桜」さんでは
この大地のほっぺを使った串カツメニューをたまに出してくれているんですが
この串カツを食べてうちに大地のほっぺありませんかと来てくださるお客さんが
めちゃめちゃ多いです。
ちなみに写真はあんこと合わせた大地のほっぺの串カツ♡



熱を加えると風味が増して、そのまま食べる時とはまた違った味わいになるんです。
私はカットした後、手軽にレンジでチンしてパンにつけて、みたいな
食べ方をよくします。
お子さんとかは熱を通した方が食べやすいかもですね。
下の写真はカットした後スキレットにのせてオーブンで少しとろけさせました。



NEEDSの工場長磯部さんに食べ方を聞いたところ、
この大地のほっぺの上側を蓋のようにカットして、
ホットプレートの上に乗せてフォンデュ風にして食べても美味しいとのこと。
今度食べたらまたレポしまーす!